
IZANAGI
1999 EVO SOFTAIL 330 WIDE TIRE
IZANAGIと命名されたこちらの車両。ベースとなったのは、1999年式エボリューション最終型。エンジンは2000ccを超える排気量を持つエボリューションエンジンに換装し、アクセルをひねった瞬間から圧倒的なトルクを路面へと叩きつけます。
フロントには、カナダ・Goldammer社製の3Dアルミビレット・フロントフォークを装着。前後ホイールにはドイツ・No Limit Custom社製を採用し、リアには330サイズという巨大なワイドタイヤを組み合わせました。横から見ても、後ろから見ても、このリアまわりのボリュームがマシン全体の迫力を決定づけています。
この頃になると、前後フェンダー、ガソリンタンク、ハンドル、エキゾーストに至るまで、主要パーツのすべてをBAD LANDでワンオフ製作するようになっていました。既製品を組み合わせるのではなく、自分たちの手で形を生み出す。そうすることで、BAD LANDのスタイルをより確かなものにしようと、日々試行錯誤を重ねていたことを思い出します。
製作は確か2007年、あるいは2008年頃だったと記憶しています。ユーロスタイルカスタムを土台にしながら、その中に自分たち自身のアイデンティティを刻み込みたい。その一心で、私もスタッフも脇目も振らず、目の前の一台一台と向き合っていました。いま改めてこの車両を見返すと、あの頃の熱量と真剣さが、ディテールの隅々からつぶさに伝わってきます。





















IZANAGI
1999 EVO SOFTAIL 330 WIDE TIRE CUSTOM
