KUWAI HANA

Between Emotion and the Laws of Nature

ACHILLES

135 views
約3分

ACHILLES

必然性という名の美しさ

2002年から2003年頃にかけて製作した一台です。BAD LANDがまだ産声を上げて間もない、ごく初期に手がけたフルコンプリートカスタムであり、優美な曲線を描くロングフォークのシルエットがこの車両の最大の特徴となっています。

フレームならびにスイングアームは、ドイツの名カスタムビルダー : トーマス・ハバーマンの手によるものです。2000年代初頭は、ユーロスタイルカスタム、そしてヨーロッパ製パーツが大きく花開いた時代でした。ドイツを中心に展開されていたその潮流を、BAD LANDはリアルタイムで日本のカスタムシーンへと紹介していました。この車両は、まさにその時代を象徴する作品です。

BAD LANDを始めたとき、私がまず心に誓ったことがあります。それは、その車両の存在そのものが「必然性」に満ち溢れていること。シルエットに対する好き嫌いは、人それぞれにあるでしょう。しかし、その車両に確かな必然性があれば、それは好き嫌いの垣根を越え、誰の目にも美しく映る。その美しさに疑問を抱く人は、きっと誰もいない。そして、10年、20年、30年と時を経ても、生まれた瞬間に宿した美しさは決して損なわれることがない。それが私の信条でした。

この車両が生まれてから、すでに二十数年が経ちました。今も現役で走り続け、その美しさは長い歳月を経た今もなお、何ひとつ変わっていません。

バイクのカスタムにおいて、必然性とは、すなわち存在としての「本物」であること。私はずっとそう信じてきました。そして今でもこの車両を目にするたび、その想いと信念に間違いはなかったと、静かに実感するのです。

  • Wheel : CWS
  • Front Fork : GOLDAMMER / Black Powder Coated
  • Handlebar : BAD LAND in ONE-OFF
  • Frame & Swingarm : Habermann Performancce
  • Gas Tank : Parker
  • Exhaust : ASIndustries
  • Brake : RST
  • Front Control : Rebuffini
  • Foot Control : OMP
  • Front & Rear Fender : ONE-OFF
  • LEGEND AIR SUSPENSION
  • And more …
Share / Subscribe
Facebook Likes
Posts
Hatena Bookmarks
Pinterest
Pocket
Evernote
Feedly
Send to LINE
03-6630-6312